【桟橋ルアー釣行】ついにキハダマグロが釣れた！

夕方、前浜桟橋に着くと先客が10人くらいいて、賑わっていましたが、穏やかな様子で誰も竿は曲がっていません。

仲間に声をかけると、ムロアジはいるけど何も釣れないと言っていました。

海を覗くとムロアジが群れで泳いでいて、よく見ると、釣り人ではなくタモ網を構えてムロアジを掬おうとしている先客が2人くらいいました。

ムロアジを泳がせようかと一瞬頭をよぎりましたが、暗くなるまであまり時間がないので、ルアーを投げることにしました。

波がほとんどなく、水面が静かだったので、ヤガラが釣れたジグからポッパーに変更。しばらく南側に投げていましたが反応がないので西側に移動。となりの釣り人に話を聞くと、今日の桟橋は様子が悪く、泳がせで3キロくらいのカンパチ1匹だけしか釣れていないようでした。

「これだけムロアジがいるのだから、追いかける魚も来てほしいですね〜」などと話しているとヒット。

せっかくポッパーを使っているのに魚は全然水面に出ず、気が付いたら掛かっていました。最初は引きが弱かったので小さいと思っていましたが、途中でスイッチが入り一気に走りました。

マグロっぽかったので長期戦を覚悟して、ゆっくりやりますと宣言。私はラインが十分に巻いてあれば、時間をかければマグロは取れると思っています。

しかし、時間がたつとギャラリーやギャフをかまえる仲間が増えていくので、ゆっくりやろうという気持ちより、早く釣り上げないと申し訳ないという気持ちが強くなっていきました。

それでもゆっくり寄せてきて、桟橋の近くまで来た頃にはあたりは暗くなっていたので、仲間がライトで照らして、ギャフをかけてくれました。

結局、桟橋付近まで寄せるのに20分くらいかかり、そこからキャッチできるまでも20分くらいかかりました。

釣り上げてからも、私の持っている魚の重さをはかるスケールでは計測できず、入れ物にも入らなかったので、スケールもクーラーも貸してもらいました。

何から何までサポートしてもらったおかげで釣れたので、私も同じサポートができるように少しずつ道具を揃えていこうと思います。

ちなみに、帰って魚を捌いていると胃袋から30㎝くらいあるゴマサバが出てきました。今のベイトはサバのようです。

では。

ハンドドラグというテクニックがある。竿を持っていない方の手でスプールを抑えてドラグを効かせる方法で、強さはスプールを抑える力で調整することができ、瞬時に解除できる。普通の魚を釣るときに使うことはないですが、大物を釣るときには重要なテクニックだと思います。
キハダマグロのベイトはサバ。
PE3号でも30㎏のキハダマグロは釣れる。