釣れる時期・場所
アオリイカの寿命は一年と言われているので、時期によって大きさや釣りやすさが変わります。
アオリイカの産卵期は6月から7月で、1年で急速に成長し、卵を産むと死んでしまいます。
9月から11月頃になると、未成熟な小型のイカが群れを成して餌を追う季節となります。このため、警戒心の薄い個体が多く、しかも群れで行動することから、我先にとエサを奪い合います。その結果、素直にエギを抱くようになります。
500g前後の個体が多いですが、数釣りが楽しめる季節であり「秋イカ」と呼ばれ親しまれています。
3月4月頃になると、秋に比べて個体数が少なく、警戒心が強い大型のイカを相手にすることになります。この時期は少々手ごわいですが、釣れれば3㎏を超えるような個体の可能性が高いという傾向があります。
場所は前浜桟橋もしくは多幸湾桟橋がおすすめです。
初心者や慣れていない方が夜釣りをするなら、前浜桟橋南側の根本のポイントをおすすめします。海側に街灯が設置されているため、夜にもサイトフィッシング(見ながら釣ること)を楽しむことができる場所です。竿をしゃくった時の糸ふけが見えますし、イカがエギに付いてくることもあるので、動かした時の反応がわかります。
多幸湾の港内も大型のアオリイカの実績が多いポイントです。
釣り方と仕掛け
主流はエギングです。エギと呼ばれる疑似餌を生きているように動かしてイカを釣る方法です。さまざまな誘い方がありますが、周囲ではスラックジャークという釣り方をしている人が多く見受けられます。
挑戦したことはありませんが、アジなどの生き餌を使うヤエン釣りの方が釣れるという話も聞いたことがあります。
まれに、ジグやミノーで釣れることもあります。
アオリイカにおすすめのエギ
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釣果の傾向
胴長10㎝から50㎝。4㎏クラスも毎年釣れています。
基本的には日が暮れて暗くなってからが釣れる時間帯です。
ごくまれに日中でも釣れることがありますが、日中に釣れたら自慢していいと思います。
食味
刺身にすると甘みが強く美味しいイカです。キッチンペーパーなどを使って、薄皮をきれいにはがすのがポイントです。煮ても焼いても美味しくいただけます。
イカは冷凍保存がおすすめ!
イカは真空パックにして冷凍しておけば、長期保存が可能です。魚と違って冷凍しても味がほとんど落ちないため、解凍後も刺身で美味しくいただくことができます。釣れすぎたイカは、冷凍保存しておくことで、いつでも好きな時に美味しくいただくことができます。
保存方法は真空パックでの保存がおすすめです。
ビニール袋などに入れて冷凍保存すると、空気に接している部分から少しずつ酸化が進み、水分が昇華して乾燥します。また冷蔵庫内の臭いが移ることもあります。
釣って間もないうちは気になりませんが、時間が経つにつれて味が劣化していきます。
真空パックで保存すれば、酸化も臭いうつりも防げるのでおすすめします。